適応障害の治療の3原則
![](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/24290499_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
「マジメすぎて、苦しい人たち」という本を読みました。
適応障害は数ある精神疾患の中でも軽症で、
珍しく完治する病態とのことです。
適応障害の治療の原則は以下の3つです
- ストレッサーの軽減
- 個人的脆弱性の克服と耐性の強化
- ストレス反応の制御
「ストレッサーの軽減」とは
![こちら男性医師](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/24290624_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
「ストレッサーの軽減」とは
ストレスの原因となっている環境を変え、
ストレス要因を軽減するというアプローチです。
職場が原因であれば、
異動など職場環境を変えることが
対処方法の一つです。
「個人的脆弱性の克服と耐性の強化」とは
「個人的脆弱性の克服と耐性の強化」とは
何だか難しい言葉ですが、
簡単に言えば、
ストレスを感じた時に、
自分の認知・考え方、行動の癖を知って、
自分でストレスをコントロールできるように
強化をするアプローチです。
![カウンセリングを受ける男性](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/oldman-at-counseling.jpg?resize=400%2C300&ssl=1)
具体的にはカウンセラーとの会話で
自分の考えの癖を
指摘してもらうことなどがあります。
「ストレス反応の制御」とは
「ストレス反応の制御」とは
ストレスが原因になって生じている
症状を取り除くアプローチです。
寝られないのであれば、睡眠薬を用い、
不安感があるのであれば安定剤を用いるなどの
対処療法です。
実は、お医者さんが
メンタル不調の患者さんに
手助けできるアプローチは限られています。
薬の処方は、
医師が手助けできるアプローチの一つです。
カウンセラーと定期的に会話をして
フィードバックをもらうことで
自分の考え方の癖などに気づくこともできます。
別の記事( 心療内科:初カウンセリング )でも書いたのですが
「『自分よりも彼の方がリーダーにふさわしいかも』と思うようになった」と発言したら、
カウンセラーから指摘が入りました。
![女性カウンセラー-ダメ](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/女性カウンセラー-ダメ.jpg?resize=600%2C450&ssl=1)
「そのように。
自分を責めるような思考は良くないです。
物事の捉え方を変えましょう。
あなたの部下たちが良い環境で働き、
今輝いていけるのは、
リーダーであるあなたの、
陰ながらのサポートがあるからこそではないですか?」
と言われました。
その通りです。
ネガティブになっていた
物事の捉え方を変える
きっかけになりました。
起きている事象は1つ。
でも、捉え方はいくらでもバリエーションを持てます。
ネガディブからポジティブまで
自分次第で、どうとでも取れます。
まさに気持ち一つです。
自分の気持ち一つで、
やる気に満ち溢れ、
充実な毎日を過ごすこともできれば、
気持ち一つで
心を患い、仕事に行けなくなったりもします。
適応障害で休職1週間目:治療状況
投薬治療はしていない
私は適応障害で休職中なのですが、
投薬治療はしていません。
一番きつく、呼吸も苦しく、
常に不安。ソワソワ感があったときは
睡眠薬と安定剤が2週間処方されました。
「薬がクセになるのが嫌だった」が本音ですが、
1週間処方薬を試してみたのですが、
薬に頼らずとも生活のリズムを整えることで
改善できると判断しました。
なので、薬は止めました。
![お医者さん-笑顔](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/03/doctor2_04_laugh.png?resize=227%2C297&ssl=1)
通院時に医師にも伝え、
「毎日ではなく、苦しい時に用いればいいのですよ」とのことでした。
今では、
お守りがわりに持っています。
処方された睡眠薬と安定剤については別記事で語っています。
休職して、職場(ストレッサー)から離れてみて...
職場がストレッサーでした。
適応障害の治療法である
「ストレッサーの軽減」は
今まさに行なっている「休職」です。
今まで休みなくずっと働いていたので、
久しぶりの休息です。
まだ休職してから日が浅いのですが、
食欲も回復し、
理由もなくソワソワ不安感を抱いていたのですが、
だいぶ軽減してきています。
休職からの復職について:同じ職場に復帰できる自信はない
![](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2020/10/24499189_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
ただ厄介なのは、
職場に復帰ができるかがどうかです。
かつては大手の会社で働いていたので、
わかるのですが、
大きな会社であれば、
部署が変われば、会社が変わったと思うくらい、
文化も環境も異なります。
ただ、現在の会社は、
業界では生馬の目を射抜くほどのペースで急成長しているベンチャーです。
まだ立ち上げたばかりであるため、
部署自体が少ないです。
環境要因を変えようとしても、
限度があるし、
したとしても代わり映えがしない可能性が大です。
環境を変える=退職かも知れない
適応障害の治療の3原則を眺めると、
「環境を変える」というキーワードに
引っかかっている自分がいます。
心の声を正直に言えば、
休職の先には、退職と考えています。
まだ休職期間が終了するまでは時間はあるので、
ゆっくり結論を出してみようと思います。
後日談:
結果復職せずに「退職」をしました。
会社や同僚は残念がっていましたが、
今でも連絡を取り合う仲です。
あなたの感情のコントロール大丈夫ですか?
アンガーマネジメントできていますか?
・思い通りに行かなくてイライラする
・些細な言葉に傷ついてしまう
・こんなことを言ったら相手はどう思うだろう?と考えてモヤモヤ
・インスタでキラキラしているゴルフ女子を見ると嫉妬してしまう
・見なければいいのにヤフコメを見てどんよりとした気持ちになる
このように私たちの生活は
心が掻き乱されることに囲まれています。
生まれつきの性格
だからではありません。
ブレない心、鋼のメンタルを手に入れることができたら
どんなに幸せでしょう、、、
感情は学ぶことでコントロールできるようになります。
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イライラなど負の感情をコントロールして
穏やかな毎日を過ごしたくありませんか?
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