44-うつ病よりもやばい厄介な精神疾患 双極性障害（躁うつ病）

タイトル	うつ病よりもやばい厄介な精神疾患 双極性障害（躁うつ病）
公開日	2021-06-28
エピソード	第44話

今回も、
うつ病と非常に見分けづらい
病気について語っていこうと思います

前回は
統合失調症、不安障害、適応障害を説明しました。

今回は双極性障害（いわゆる躁鬱病）について
取り上げてみます

双極性障害 かつては躁うつ病と呼ばれてました

双極性障害ですが、
躁うつ病でなじみがあったのが、
ここ数年前で
名前が変わりました

結構これ、
やばい病気ですねっていうのも
後半に話していこうと思います。

双極性障害は
診断に時間がかかる特徴があります
かつては躁うつ病と呼ばれてました

私もこっちの方が馴染みがあります

うつ病と一括りにされていたのですけど、

治療方法がうつ病とかなり違うことが判明して
「分けよう」ってなって
名称が変更された経緯があります。

双極性障害の主な症状

表面的な症状はまさに躁鬱病です

抑うつ状態と、
真逆の躁状態が交互に起きる病気です

躁状態と聞くと、
薬物でハイになっている状態を
イメージする人もいるかもですが、

軽度の躁状態は
他人に対して開放的かつ積極的
睡眠時間が短くても活動的
仕事をバリバリこなすようです。

どうですか？
表面的な印象って
むしろ好ましい感じがしますよね

スーパーマリオが
スターを取ったみたいな感じで、
エネルギッシュな人のようですよね。

女性だと、
見ず知らずの人に話しかけるとか
服装や化粧も派手になってしまうとか
あるみたいです。

そして、悪化すると、
急におこりっぽくなったり
行動が徐々にエスカレートしていくみたいです。

躁鬱の症状の理解「うつぬけ」がわかりやすかったです

そうなってきてやっと、
周囲も「なんかおかしいよね」って
感じ始めます。

いまいち
この状態がわからなかったのですが、
Amazon Primeで「うつぬけ」って
ドキュメンタリ番組を観たら
ピンときました。わかりました。
わかりやすい描写をしていました。

番組では
地味目のメンタルを病んだ女性が出演していて
次会った瞬間に明るい格好になって登場するのですが、
一見治ったようになって見えますよね

周囲も
「よかったねー」みたいになっていたのですが

「いや、あなたは治ってない！」と
ドクターが指摘をします。

初めはTシャツ姿だった
おとなしめの女性が

次はド派手メイクに、
EUROBEATなんか鳴らしながら
登場してましたもんねw

キャラ変わるような感じです

アニメでも、
サブスクのドキュメンタリーでも
「うつぬけ」はおすすめです。

お医者さんも
鬱だと思って患者を治療していたら
全然効かなくて、
途中で「これは躁鬱（双極性障害）だ」と気づいて
治療法を変えることがあるみたいです。

双極性障害の厄介なデータ

そして双極性障害の厄介なのが
高い自殺率です

うつ病よりも高く、
精神疾患の中でもトップとのことです。

一般人口に比べて少なくとも15倍だそうです。

躁鬱病と言うと、
単に気分の浮き沈みが激しい人と軽く捉えられがちですが
精神疾患中でも特に慎重な対応が必要になる病気であることを
知っておく必要があります。

気になる方は
心療内科を受診して下さい

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