価値観が変わった。地位・名誉・金銭より自分の時間

うつ病を克服した人がよくいういう3つのセリフというものがあるらしい

①こうなるとは思っていなかった(良い意味で)
②昔みたいに働けなくなったよね
③前と生き方が変わったよね

私はうつとは診断されていないが適応障害の抑うつ傾向だ。

地位・名誉・金銭について私も1年前あたりから
人が変わったように価値観が一変した。

私も人並みだが、それらを追い求めていた部類だ。
経営者という響きに憧れ、起業をしてみて失敗も経験した。

地位・名誉・金銭は相対的価値観であって、誰かと比較して得られるものである。
絶対的価値観、誰かと比較できないものではない。失敗した後に現在の会社に入ったのだが、まだ私はやる気満々、自分は人と違うんだ、特別だという根拠の無い自信は残っていた。これはこれでポジティブで原動力になるので悪いことではないと思う。知らないということは強さだ。知らないからこそ行けないところに行けたりする。余談だが、自分のビジネスは鳴かず飛ばずだったので、給料日にお金が入ってきたことに感動した。決まった時にお金が入ってくると言うことは実は素晴らしいことだ。

外資なのでという枕詞が正しいかどうかわからないが、マルチタスクをしないと仕事が回らない。聞くがメインの会議であれば、耳だけ傾け、手は自分仕事を進めているということがデフォルトになった。しかもその手で進めている仕事自体もマルチだ。数件同時にこなしていく。

人間不思議なものでそんな環境でも適応していく能力があるらしい。はじめはキツかったが、徐々に慣れて習慣化され、当たり前になる。

そんな忙しい日々を1年こなしていくと結果も出てきて会社の評価も上がった。そして昇進もした。地位・名誉・金銭を得た。嬉しかった。その後数ヶ月、組織の立ち上げと言う、もっと忙しい時期を経験していくうちに地位・名誉・金銭への執着は消えていった。そんなことより自分の時間が欲しい。そう思うようになっていた。今もそうである。

いくら他人と比べ、お金を得ても使う暇がなければ楽しくない。
地位や名誉も場所を変えると意味が全くなくなるものである。その身を置いている場所であれば自他ともに価値のあるものがあるのだろうが、そのコミュニティ外の人から見ればどうでもいいことだ。

地位・名誉・金銭は際限ない、上を目指し上に行けばまだ上がいる。それらを追い求めると心が休まる暇はない。それが肌に合う人なら問題ないが、私にとっては肌に合わなくなった。