心療内科初診で医師の診断書はもらえない。初めてのメンタルクリニック

ストップサインを出す医師 心療内科通院

メンタルクリニック初診の様子

症状を書いたメモ持参。医師の横に書記がいた

ソワソワ落ち着かず、ハアハアと呼吸荒く待っていたら自分の名前が呼ばれた。診察室に入る。コロナ対策のため透明なビニールの垂れ幕越しに医師と書記用の秘書・書記?がいた。昨晩予約の際にオンラインで問診の内容を記入していたので自分がどのような症状かは客観視できていた。状況を一度書き出してみることは自信を客観視できるのでオススメ。医師に伝えるべきことを漏らしてはいけないとメモを書いて持っていった。殴り書きで破り方も雑なメモだ。ペンを探すのも大変だったくらいだったので、字を書くのもキツかった。時折そのメモを見ながら医師に症状を伝えた。医師は真摯にうんうんとうなずき聴く。その隣で秘書が書記をする。私が発言する度にキーボードの音が忙しくなる。

初診で医師の診断書はもらえない

問診の中の項目で「診断書が要る・要らない」の欄があった。私は「いる」をつけていた。理由は「会社に提出するため」明らかに調子が悪いので休職の相談を会社とするためにと正直に医師に伝えた。後から思うのだが一番患者と医師間で揉める場面の一つだと考える実際にそう書いてあるコラムや本も目にした。心療内科・精神科の医師からすれば、そんな初めて目の前に来た患者に対して断定的に初診で「あなたの病名はこれこれです」なんて言えるわけがない。ちゃんと客観的に判断し症状を見極め判断しなくてはいけない。しかも医師の出す診断書の効力は強力。会社に対して社員の休職を判断させたり、傷病手当の申請のために用いられる。従って簡単に発行はしない。

休職でキャリアに傷?それどころではない、休みたい

メンタル系の書籍を読みあさっていると「会社休みたいから、診断書くれ」みたいな怠け者も実際にいるようで初診で「診断書ください」は医師からすれば要注意人物なのだろう。若い医師も「事情はわかりましたが、あなたの今後のキャリアのためにも診断書を出して休職は最後の手段にしたい。いやそうするべきだ」と諭された。かなり力強い口調だった。聞かされる本人は「キャリアもクソもない俺は今休みたいんじゃ!」と心の中で叫んでいた。まだ元気な時であれば。自分のキャリアのことも考えるよう優雅あって「そうですね。最後の手段にしないとですね」と同意するのだろうが、その時の私のメンタルの疲弊具合は「キャリアアップ?なにそれ食べれるの?それどころじゃないよ」になっていた。レッドゾーンに入っているどころか結構焼き切れそうな時にやっと心療内科を受診した。

もっと早く受診しておけば適応障害で休職も退職もせずに済んだと思う。「キャリアなんてもうどうでもいい」と言う考えは今までの自分からは想像もできない感覚だ。自分で事業を立ち上げて一城の”あるじ”になるんだと、ビジネスにチャレンジしたり、人よりも抜きん出てやろうとビジネス書を読み漁り、時間を作るためにTVは捨て。徹底的に普段から自己啓発に励むような性格だ。そんな人間が「もうそんなのどーでもいい。休みたい」と言っている。自分の中で明らかに価値観が変わった。

「今何が一番苦しいか?」「睡眠?」睡眠改善が一番効くヤツと考えた

メモを見ながら畳み掛けるように自分の苦しい症状を伝えたので医師も混乱したのだろう。まとめるために医師が尋ねた「今なにが一番苦しいですか?」良い質問だ。もういろいろ苦しい。息も苦しい、不安だし、ソワソワする、頭もボーッとする、睡眠の質も悪い、飯も食えない。瞬時に私は考えた「この中で何をターゲットにすれば、早く楽になるだろうか?効くだろうか?」と。そして、 「睡眠ですかね?」と答えた。前の職場の上司からもメンタル的にきつい時は「とにかく寝て、食え。効くぞ」と言われた。医師は睡眠薬と安定剤を2週間分処方した。睡眠薬と精神安定剤と聞いて、「とうとう来るとこまで来たな」と今まで風邪も滅多にひかなかった健康体が精神のビョーキになっていることを認めざるを得なかった。

問診の最後は「次回の診療予約は2週間後」と通院サイクルを決め終了。即日「診断書」が出ると期待したので2週間この辛さに耐えられるかが心配だった。しかもまだ病名は告げられていない自分はいったい何を患っているのか知らないのもストレスだ。

なんか説教された感じで、自分の現在の病名も告げられず腑に落ちないまま診療は終わった。医師の問診の後、「バウムテスト」と「ストレスチェック」の心理テストと採血があった。採血はメンタルではなく実際に内科的に何か疾患がないかのチェックと今後投薬治療を行った場合の経過観測に用いられると思う。

症状から察するに「適応障害」っぽい

医師から自分の患っている病名は宣告されなかったが、昨晩からネットや書籍で調べていて目星はついていた。どうやら私は「適応障害」になっているようだ。

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