日本は良い国公的支援で治療に専念

人の治癒力とは凄まじいもので
休職1週間で体調はすこぶる良い

診断書には適応障害の症状として抑うつ気分、易疲労感、不安、不眠の記載されていたが
不眠以外はすっかり過去のことと思えるぐらい回復している。

不眠に関していえば、寝つきは良いが、就寝2時間後あたりに目が覚めてしまうのは続いている。トータルでは0時から7時までは布団にいる。朝起きるときに体が鉛のように重く起き上がることができないという鬱症状の患者に見られる症状はない。

若干のブレはあるのだが、日常生活にリズムをつけるように心がけている
同じ時間に朝昼晩食事を摂り、就寝時間も0時までには寝るようにしている
これらバランスが崩れると、不思議と人間昼夜逆転するような生活になるので不思議なものだ。家族とともに暮らしていれば世間体というか、他社からの監視があるので、朝起きて、決まった時間に食事を摂るという生活リズムも整えやすいだろう。事実私も起業をしようと1年間経費削減のため実家で過ごしていた時があった。田舎暮らしは健康的だ。夜は10、11時ごろに就寝、起床は6時という生活を行なっていた。両親は仕事で外に出ていくのだが、私は自宅で一日中PC作業だったので、遊んでいるのではないかと思われないために、早朝起床だけは死守した。実際には軌道に乗れず全く稼げなかったのだが、これでいて例えば昼ごろ起きるなどの生活を見せていたらただのグータラ息子である。そうは思われたくなかった。これが一人暮らしのなると誰も見ていないので、自分で自分を律しないといけない。

昼夜逆転になるのに睡眠が関わっているようだ。
・昼間にほとんど活動しないと心地よい疲労が得られず、睡眠のニーズが生まれにくくなる
・それを補うために長時間の昼寝をすると、夜眠れなくなる

日中に適度に運動がいいのは、身体に心地良い疲労を与え睡眠を促すことはに寄与しているようだ。特に日中PCとにらめっこである職種であれば、帰り道1駅歩くなどが必要だ。

こんな話があるらしい、確か米国の報告だったが、自殺を考えるほど落ち込んでた鬱の患者に「死ぬほどジョギングをしてみたらどうだ」と医師がアドバイスしたところ、流石に患者も疲れて、ほどの良いところで切り上げる、これを数日繰り返したらすっかり鬱症状はなくなったそうだ。とにかく動くということは有効らしい。

私は2駅歩いて、万歩計もつけているのだが、一日一万2千歩は歩くように心がけている。それでいても過度のストレスに見舞われれば適応障害になるので気をつけて欲しい。ストレス発散を心がけるも、ものには限度がある。発散できないほどの負荷にずっと晒されれば心は折れる。

本の1、2週間前は字が読めなくなった。大好きだった音楽も聴けなかった。全てが億劫だったのが今となってはこのように文字を書いたり、新しい知識を吸収しようと大好きな読書をしたり、好きな音楽を聴けばテンションも上がる。日常生活が戻ってきた。

これらは今完全に環境要因(ストレッサー)から離れた生活をしているからなので、復職してまた同じ職場環境に戻れば再発するであろう。環境をどう変えられるかは会社も考えているのだろうが、小さな会社なのでできる範囲は限られているだろう。新たな場所でやり直すという選択が濃厚だろう。つまり退職だ。

ライフシフトでは人生100年時代と言われている。
この2年間が短距離で全力で走り抜けた時期であったと自覚している。私にとってこのペースは持続しない。仕事のために人生があるのではなく、人生のために仕事がある。このバランスが逆転していることは全力疾走をしているときにも気になっていた。

今回の適応障害発症を良い機会に、人生のペースを見直すチャンスにしたい。

今回初めて知ったのだが、つくづく日本は基本的人権が尊重されている良い国だと感じた。
精神病を患ったときは支援するシステムがある。
自立支援医療(精神通院医療)である。収入に応じて適応にならない場合があるのだが、医療費負担が1割になるシステムだ。

傷病手当金申請書も然りである。
休職すると会社から給与の支払いはなくなる「ノーワークノーペイの原則」だ。そんなときには保険者(協会けんぽや保険組合)へ傷病手当金の支給申請ができる。審査が必要だが、直近の給与の2/3が手当金として支給される。

働けなくなったら、収入が途絶えるのはストレスが、というよりも恐怖だ。
精神疾患でストレスを軽減しようとしているのにこれでは治療に集中できない。
そうならないために制度が整っているのはありがたいことだ。
金銭的な心配をすることなく治療に集中が可能となる。