休職ですっかり変わった価値観
![海辺でゆっくり背伸びする女性](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/01/海辺でゆっくり背伸びする女性.jpg?resize=640%2C426&ssl=1)
Podcastからの文字起こしです。
今回取り上げるテーマは
適応障害で休職をすると「価値観が変わるよね」というのを
取り上げたいと思います。
タイトル | メンタル不調を患って価値観変化。地位・名誉・金銭より自分の時間 |
公開日 | 2021-01-03 |
エピソード | 第3話 |
適応障害 前後で価値観が変わりました
![](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/22961367_s.jpg?resize=640%2C389&ssl=1)
今はすっかり元気になったのですが、
適応障害を患った前と後では、
全然価値観が変わりました。
このことをシェアしようと思います。
外資の会社にご縁あって入社して、
しかもマネージャーを任されたので、
普通の会社員と比較するとお給料は凄く上がりました。
20代の時に漠然と
「年収はこのくらいあったらいいなー」と
思っていたことが叶いました。
でも、まぁ不思議なもので、
実際にその夢に見ていた額に到達をすると
「どうだ、まいったか!」というわけでもなく、
「あっ、こんなもんか」と
自分でも驚くくらい冷めたものでした。
思うに、
目標っていうのはどんどんゴールポストが変わっていくのでしょう。
昔思い描いていた場所に着くころには、
すでに過去の目標とは違う目標が生じているのだと思います。
20代後半から30代の前半は、
月並みに、ただただ
「お金欲しい!」みたいな性格だったのですが、
今一番欲しいものはなんですか?と言われると
「自分の時間が欲しい」と答えます。
今では、自分の時間の確保を最優先にしてます。
「お金よりも自分の時間が大事!」に
価値観が変化しました。
メンタルを患って、
価値観が変わるということは、
よくあるみたいです。
YouTubeでメンタル系の情報発信をしている方は
結構いらっしゃいます。
私も休職中にお世話になったものです。
動画を見てメンタルの勉強をしていました。
うつ病を克服した人がよく言う三つのセリフ
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うつ病を克服した人が、
よく言う三つのセリフと題して語っていたことに
共感しました。
YouTuberの「ほっしーさん」曰く、
- こうなると思ってなかった
- 昔みたいに働けなくなった
- 生き方が変わった
この3つがよく言うセリフとのことです。
以前の私は
「地位や名誉やお金」に憧れて、
追い求めていました
が、
今はそれよりも
「自分自身の生き方や時間」の方が、
人生の優先順位が高いです。
なぜなら、いくら稼いだっても、
それをつかう暇がなければ、
つまんないからです。
なんでこんなに頑張っているのに…とか
何のためにこんなに頑張っているんだろうと
迷子になります。
我々は何のために働くのか?
![](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/AL007-zunishitesetumei20140722_TP_V4.jpg?resize=800%2C544&ssl=1)
何のために働くのか?と言うと、哲学的ですね。
もちろん「食べていくため」といった
最低限にこえないといけないラインはあります。
それだけではなく、
自己実現のためとか、
夢のためとかも含まれると思います。
自分らしい生き方をするためかもしれません。
ただ、声を大にして言いたいことが、
「体壊すほど、働く必要はないよ」です。
自分の生活や幸せのために働くことが、
自分の身体を脅かしてしまったら。
本末転倒ですよね。
数ある職業の中から選んで、
興味があって、
やりがいのあると思った業界を選んで、
ご縁があって入社したわけです。
好きこそものの上手なれで、
がむしゃらになって色々スキルアップのために本を読んだり
自己鍛錬を重ねて夢中だったのに、
休む時に休まないなど、
無茶な働き方をすると、
好きだった仕事でメンタルを病みます。
仕事はすごく好きで、
やりがいも感じていました。
周りからも
「すごく楽しそうにやってるよね」と
言われるほどでした。
でもそんな人物が急に
ダークサイドに落ちたという表現が似合うほど、
いきなりポキッと心が折れました。
![寝込む男性](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2021/06/23521140_s.jpg?resize=640%2C427&ssl=1)
周りも私の
「休職しました」のニュースを聞いてびっくりしましたが、
一番驚いたのは私自身です。
それくらい楽しんでやっていたのに
急に動けなくなりました。
なので何事も
「ほどほど」がいいです。
「最近、自分の時間・リフレッシュする時間がなくなっているな。
これがかつて憧れて、思い描いていた場所なのか?全然人生楽しんでないじゃん」
そう思った瞬間に、
メンタルを病んで、休職しました。
本格的にぶっ倒れる前に、
体調がおかしかった心当たりもあります。
寝汗が1年以上も出ていて、
多分自律神経がイカれてるとは薄々気づいていました。
でも、
「今、仕事は休めない」と、
多忙にかまけて、身体の不調のサインに
目をつぶったのがNGでした。
今となっては、あとの祭り
「タラレバ」を言ったら良くないですけど、反省点です。
身体のサインに気づいてあげて!
![](https://i0.wp.com/hirowata.com/wp/wp-content/uploads/2022/09/AL002-kaigishitukarachirari20140722_TP_V4.jpg?resize=799%2C533&ssl=1)
休職しないといけないくらい
本格的に体調が崩れる前は
何某かの兆候が体調に出てくるものです。
なので、
それらに素直に従うことが大切です。
身体が「もう無理!」「休んだ方がいいよー」と
サインを送っているものです。
寝れなくなるとか、
ご飯が食べれなくなるとか
何某かのサインが出ています。
それらに素直に耳を傾けましょうっていうことを
お伝えしたいです。
ちゃんと耳を傾けて、
しっかり有休などを使って
「休む時に休んでいれば」
休職しないですんだはずです。
会社も辞めなくてよかったと思います。
まあ色々ありますけど、
今となっては、いい経験だったなと言えます。
そういう風に捉えてます
ただ私と同じ道を辿って欲しくないので
お話をしてみました。
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